ペットフードに入れてほしくないコレ!

「最近ウチの子食べなくて」と言う話をよく聞きます。

食いつきの良さそうなフードをアレコレ買い揃えたのに食べたとしても1日か2日で飽きるし、全く見向きもしない時も有って「でもコマーシャルで見る半生のオヤツだと良く食べるんですよ」と、少しホッとした様子でした。

【よく食べる物ってなんでしょう?】

プルプルとした肉の食感を残した様なフードやオヤツはみんな大好きです。袋の裏の原材料を見ても、どれもそんなに変わりは無いように見えますが何が入ってるんでしょうか?

●肉っぽい半生のオヤツやフードを作る秘密

プルプルとした肉の食感の様なフードやオヤツを作るにはプロピレングリコールと言う添加物がないと作れないそうです。

プロピレングリコールは無色無臭の毒性の低い安価な液体で指定添加物なのでかまぼこやめん類などの保湿・保存剤、カビの抑制剤にもなるものです。

安全性の高いと言われる添加物ですが、ペットの一日摂取許容量は体重1kg当たり2gまでで、過剰摂取すると元気がなくなったり、運動機能障害や貧血、発作などの症状が出る危険もあるとのことです。

アメリカでは、軽度~中等度の中毒成分とペットの中毒のコールセンターではカウントされているそうです。

特に猫は血液に影響する危険があります。

もし、柔らかい物を食べさせたい、柔らかい物しか食べれない場合は水分量を調整して柔らかい食感を作っているものがあります。

しかし、水分量が多いものはすぐにカビたり、逆にすぐに乾燥してカチカチになったり、本当に扱いにくい物になってしまいます。

でもそれが自然だと思えば何ということもなく、逆にカビることで「もう食べれませんよ」とはっきり知らせてくれていると考えれないでしょうか。

●もう一つ、「動物性油脂」「鶏油脂」など

食いつきを良くする肉ではなく油脂です。

肉の風味を添加して食いつきを良くするために動物性の脂を吹きかけてるものがあります。

油は御存じの通り酸化が早いので開封後急速にフードの劣化を進めます。

酸化した物が入った体内は活性酸素を大量に発生させてしまいます。その結果老化を早めたり体の細胞を傷つけ異形成の細胞「ガンの卵」を発生させます。

★犬や猫の本来の食性を考えてみましょう

肉食獣は狩猟で得た獲物を先ず内臓から食べます。草食獣の内臓には消化された繊維などと一緒に食べた物を消化吸収するために必要な酵素が多く含まれています。その酵素を得て効率よく肉を消化し代謝して生命を維持しています。

動物の祖先はおのずと自分に必要な物を食べて現在まで命をつないできたと言うことで、化学合成されたものを口にすることはありません。

それを愛犬に与えるかどうかは飼い主さんの選択ですから、

知って選ぶのか知らずに与えるのかです。

5年先10年先も愛犬が健康でみんなが幸せでいてくれますように。