結晶は水分をタップリ摂ってしっかりオシッコが出ているなら余り心配しないでください
ただ、結晶から石になると出にくくなりますし、もし手術で取り出しても繰り返しやすいのも事実です。
病院はＰＨコントロールの療法食を出されますが、それに意識がいき過ぎると逆に酸性に傾いてしまうケースもあります。
特発性膀胱炎とはいわゆる原因不明の膀胱炎ですが、冬場水を飲む量が少なかったり、寝てることが多くなるとオシッコに行く回数が減って濃縮尿になり、その時に免疫が下がってたりすると普段はなんでもない日和見菌が原因で尿路に感染を起こすことがあります。
膀胱炎だけなら抗生剤で菌を無くなりますが、膀胱炎から結石になる確率が高いのはその時に体内のミネラルのバランスが崩れいることが大きな原因です。
【なぜミネラルバランスの崩れが結石になるのか】
①ご飯やオヤツを沢山食べる大食いの子や、肉のジャーキー等過剰なタンパク質は体内を酸性に傾けます、そこで体は食餌で摂ったカルシウムを使って中和します。
②食餌で摂ったカルシウムが中和に使われると、細胞に必要なカルシウムが不足し、体は骨や歯からカルシウムを溶かしだして補います。それを脱灰といいます
③脱灰は適当なところで止まってくれれば良いのですが、ドンドン溶かし出してしまうので体内にカルシウムがダブついた状態になり他のミネラルとのバランスを崩してしまします。
④そうして体内に余ったカルシウムは、膀胱炎で剥がれ落ちた細胞を核として付着し石を作る
石を作るシステムとして上記のようなことが体内で起こっています。
【療法食を長期に続けることは、必要不可欠な栄養素の欠如をまねきます】
療法食は、結石や結晶の成分がカルシウム、リン、マグネシウムなので、それらを制限したフードを一生食べ続けるよう処方されますが、上記の石を作るシステムを考えるとそれらを制限することは石の材料をなくすだけで根本的な解決法にわなりません。
解決策の一番は、普段の食生活の改善と運動量を増やすこと、そして今の体内を石を作りにくいバランスに整えてあげる事です。
【特にマグネシウムは生体反応全てに関わっている栄養素です】
例えば、食べた物をタンパク質からアミノ酸に分解したり、そのアミノ酸を燃やしてエネルギーを作ったり、筋肉を動かしたり、皮膚の再生や被毛を作ったり、傷をふさいで治したり、ホルモンの分泌、免疫や神経にとあらゆる所で働いています。
体に不可欠な栄養素を、長期間制限し続けることは体の機能を損ねてしまうことが大きな問題です。
症状を遡ってその原因となる物を整える事でその症状や病気を防げます。
体は食べた物でできています。つまり食物の栄養素です。
必要な栄養素を補うことで体は病気に打ち勝ちますし、病気の予防もします。
そして、毎日の食餌の管理をできるのは飼い主さんだけです。
【ストラバイト・シュウ酸の結石にスポットを当てたサプリメント】
■アルカリ尿、ストラバイト結石のケア＝キャリーストーン
■酸性尿、シュウ酸結石のケア＝オクサリックストーン
【結石に対応する栄養素の組合せ】
■体内のカルシウムの調整、ミネラルのバランスをとる
①マグネシウム・カルシウム＝アズミラ メガペットディリー
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②タウリン＝スピリッタ
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■タンパク質の代謝を促進して体を酸性化させない事と免疫強化する
③消化酵素＝ヘルプＺ
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■濃縮尿を改善する
④感染予防、利尿作用、血液浄化 免疫強化＝ショーキＴ-1
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■感染予防に
⑤ビタミンＣ＝アズミラ スーパーＣ2000
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まとめ
結石予防としては体を酸性にしないことが重要です。
次のことに気をつけて下さい。
「体を酸性にするものや環境」
①大食と動物性タンパク質、脂質の摂りすぎ
②ステロイドの治療や免疫力低下になるもの(夏の暑さ等も)
③ストレス
④ホットカーペットやレンジ、携帯電話から発生する電磁波
⑤アルミや鉛、カドミウムなどの有害重金属を（排気ガス）
分子矯正栄養学（細胞を正常の状態に戻す為の栄養学です）の考え方は、
病院の結石療法食の考え方（リン、マグネシウム、カルシウムを除いた療法食で維持する）と大きく異なっているところがあります。
体の中ではこんなことが起こってるのか･･･をご理解いただいで、納得してサプリメントをお選びいただけたらと思います。